

新3ヶ年中期経営計画「Scale-up」の2年目となった2010年1月期は、3つの経営目標「配当の安定継続」「格付けの向上」「時価総額の増大」の達成を目指し、様々な施策に取り組みました。2009年3月にはグループ各施設の利用促進を目的に「TDポイントプログラム」をスタートさせ、会員数は順調に増加しています。また同月、スパ ラクーアのノウハウを活用した温浴施設「スパ イアス」を横浜にオープン。次いで4月には、東京ドームシティ アトラクションズの屋内遊園地「ジオポリス」をリニューアルオープンし、「シアターG ロッソ」が予想を上回る稼働と動員を達成しました。さらに、2008年3月に開業した複合施設「ミーツポート」が、通期の稼働によって増収となりました。
しかしながら、景気低迷および新型インフルエンザによる個人消費・法人需要の冷え込み、円高による海外団体客の減少などで苦戦を強いられた結果、2010年1月期の当社グループの連結業績は売上高81,924百万円(前期比6.4%減)営業利益8,398百万円(同32.6%減)、経常利益8,295百万円(同21.2%減)となりました。また、特別損失で投資有価証券評価損を計上、さらに繰延税金資産の一部の取り崩しなどで、誠に遺憾ながら、当期純損失1,004百万円を計上しました。
2011年1月期の連結業績は、東京ドームにおけるコンサート日数の増加、2010年3月に開業した東京ドームシティ アトラクションズ「スプラッシュガーデン」の稼働、東京ドームホテルの稼働率の回復などにより、売上高83,500百万円、営業利益9,400百万円、経常利益5,800百万円、当期純利益3,000百万円となる見通しです。
今後、東京ドームグループの持続的成長に必要なのは、大きく変化する消費者心理にどう対応するか、であると考えます。そのためには、時代のトレンドを的確につかんでお客様に新たな価値を提供し、他企業との差別化を図り、当社グループの優位性を確保
することが必要です。同時に、最終年度を迎えた中期経営計画「Scale-up」において、3つの経営目標の達成に向けたアクションプランを着実に実行し、現在の難局を乗り越えていく方針です。
株主およびステークホルダーのみなさまには、一層のご支援・ご協力を賜りたく、よろしくお願い申し上げます。
2010年5月
代表取締役社長 執行役員


