仕事紹介
Work

サポーター

「支えすぎない」ことも、私の仕事。
自立を信じ、成長を見守り続ける
サポーターという役割。

ホテルチーム
S.Y.

私は以前、福祉施設で働いていました。そこで感じた「支援の理想と現実」の違いに悩み、これまでの経験を活かしながら、一般雇用の現場で障がいのある方を支える道を選びました。 東京ドームウィズには設立当初から関わり、現在はホテルチームのサポーターとして働いています。“やってあげる支援”ではなく、“見守る支援”を大切にすることが、私のスタンスです。

「まずは、やってもらう。」
それが、私の支援の基本です。

サポーターの仕事は、何でも手伝うことではありません。私が大切にしているのは、まずは本人にやってもらうことです。うまくいかなくても、時間がかかっても、最初はできるだけ見守ります。何度も挑戦して、それでも難しいときに、はじめて手を差し伸べる。この線引きは、正直に言うと、簡単ではありません。本当は、すぐに手を出したくなることもあります。でも、そこで私がやってしまえば、本人が「気づく」機会を奪ってしまう。そう思うからこそ、ぐっとこらえて待つようにしています。支援は、近すぎても、遠すぎてもいけない。そのちょうどいい距離を探し続けることが、サポーターとしての私の仕事であり、一番のやりがいでもあります。

厳しいと言われることもあります。
それでも、対等でいたいから。

私は、メンバーから「厳しい人」と思われているかもしれません。できていないことは、はっきり伝えますし、失礼にあたる行動があれば、そのままにはしません。 それは、冷たくしたいからではありません。社会人として働く以上、守らなければならないことがあると、対等な立場で伝えたいからです。例えば、ホテルのベッドメイク。 最初は一台仕上げるのに1時間かかっていたメンバーが、今では10分ほどでできるようになることもあります。そこに近道はありません。できるまで、何度も練習を重ねる。 その積み重ねが、仕事の質と自信につながっていきます。毎日見ていると、成長はなかなか実感できません。だから、時間や作業量を記録し、あとから振り返ることも大切にしています。 「こんなにできるようになったよ」そう伝えたときの、メンバーの驚いた表情を見ると、この仕事をしていてよかったと感じます。

一人では、抱えません。
チームで支えるから、続けられます。

サポーターの仕事は、楽しいことばかりではありません。向き合っても言葉が届かないこともあります。あえて距離を置き、本人が気づくのを待つ時間は、正直、つらいと感じることもありました。 それでも続けてこられたのは、一人で抱え込まなくていい環境があるからです。マネージャーやほかのサポーターと相談し、役割を分担しながら、チームとしてメンバーを支えています。 最近では、先輩メンバーが後輩をフォローする場面も増えてきました。メンバー同士で仕事を回し、以前はサポーターが担っていた役割を、自然に引き受けてくれるようになっています。 私の理想は、いつか自分の仕事が少なくなること。それは、メンバーが自立し、社会の中で自分の力を発揮できるようになるということです。支えすぎないこと。信じて任せること。その積み重ねが、東京ドームウィズの現場で、今日も静かに続いています。